私たちが普段飲んでいるコーヒーにはダイエット効果があることを皆さん知っていますか?
それはコーヒーを飲めば痩せるというのではなく、飲むタイミングや飲み方でダイエットの強い味方になってくれるのです。
でも、飲み方を間違えると効果がなくなってしまいますので、ダイエットに効果的な飲み方をご紹介します!
コーヒーのダイエット効果
ポイントは「カフェイン」と「クロロゲン酸」のW脂肪燃焼効果!
カフェイン
カフェインには眠気を覚ます覚醒作用があることは有名ですが、脂肪分解酵素である「リパーゼ」を活性化する効果があり、脂肪燃焼効果が高まります。
カフェインの効果で脂肪が分解されやすくなります。
クロロゲン酸
クロロゲン酸は抗酸化作用を持つポリフェノールの一種です。
クロロゲン酸はカフェインの含有量より多くコーヒーに含まれており、脂肪の吸収しながら脂肪を燃焼するという効果が期待できます。
コーヒーのリラックス効果
実はコーヒーにはリラックス効果があるというのはご存知でしょうか?
それは「香り」と「カフェイン」なのです。
香りのリラックス効果
疲れた時にコーヒーを飲むとホッとしたり、気持ちが穏やかになりませんか?
コーヒーの香りには脳からアルファ波を出してリラックスさせる効果があると言われています。
インスタントなどではなく、香りの強い「深煎りコーヒー」を選ぶと効果的でしょう。
カフェインのリラックス効果
杏林大学医学部精神神経科の古賀良彦教授らは、ラットを拘束してストレスを与えられた後に、生理食塩水とコーヒー、カフェインを与える実験を行いました。
生理食塩水を与えられたラットのストレス反応の減少は15%でしたが、コーヒーでは63%、カフェインでは66%と激減したのです。
この研究結果でコーヒーに含まれるカフェインにはリラックス効果があることが分かったのです。
ダイエットや健康に効果的なコーヒーの飲み方
コーヒーのカロリーはコーヒーカップ1杯(150ml)あたりのカロリーが約6kcalです。
ミルクや砂糖を入れずに、温かいブラックで飲むこと、あとは飲むタイミングがポイントです。
朝、運動前、入浴前
カフェインは運動前に摂取すると脂肪燃焼効果が上がるので、家事や通勤の前に摂取すると効果的です。
運動前や入浴前は20分~30分前にはコーヒーを。
食後30分以内に飲む
食べてから満腹感を得るのに15分~20分かかると言われており、食後にコーヒーを飲むことで「これで食事は終わり」と気持ちと身体を切り替えることができます。食後に飲むコーヒーは、脂肪の蓄積を軽減してくれると言われています。
コーヒーの飲みすぎに注意
カフェインには中毒性があり、摂取しすぎると中毒になる可能性がありますので、1日3杯までにしましょう。
カフェインの摂取量は、成人で1日300~400mgで、コーヒーカップ1杯(200ml)で80~120mgです。
妊婦の方は流産の危険があるため、カフェイン摂取量は1日100mg以下にしなければなりません。
まとめ
コーヒーにダイエット効果はあるのですが、これだけでは効果は期待できません。
他のダイエットと一緒に行うと、脂肪燃焼を更に高めたりリラックスもでき、効果的な結果が得られるのではないでしょうか。