ロリポップ ライトプランからConoha Wingにお引越ししましたので、その手順を詳しく解説します。
Conoha Wingの契約は先にしておいてくださいね。
サーバーの移転って面倒そうですが、Conoha Wingの「Wordpress簡単移行」のお陰でびっくりするほど簡単に終わってしまいました。
移行する前にやっておくこと
「Wordpress簡単移行」を行う前に、移行元のWordpressでは以下のチェックをし、当てはまるものは最新バージョンに更新したり、対象のプラグインは無効化にします。
- WordPressのバージョンが3.8.5より古いサイト
- PHPのバージョンが5.3より古いバージョンを利用しているのサイト
- マルチサイト機能を使用したWordPress
- ダッシュボードログイン時に二段階認証(ロボット認証)を行っているサイト
- プラグインインストール時にFTP情報を必要とする設定のWordPress
- WordPress.comからの移行
- ダッシュボードから画像投稿が出来ないサイト
以下のプラグインを利用していると、エラーになる場合があるので「無効化」しておきます。
- Yet Another Related Posts Plugin
- WassUp Real Time Analytics
- WordPress Popular Posts
- wp slims stat
- Broken Link Checker
- count per day
Conoha Wingに移行するロリポップのWordpressのドメインを設定
Conoha Wingのコントロールパネルから
「Wing」→「サーバー管理」→「ドメイン」と開き、「+ドメイン」をクリックします。
「新規ドメイン追加」で、ドメイン名を入力し、無料独自SSLを「利用する」。
「保存」をクリックします。
ドメインが一番上に追加されました。
最初はステータスが「作成中」と表示されていますが、「稼働中」に変わればOKです。
ドメインを追加した時にこのようなエラーが表示されて驚くかもしれませんが、「無料独自SSL設定変更」は後程設定するので、今は無視して大丈夫です。
Conoha Wingの「Wordpressかんたん移行」を利用する
コントロールパネルにログインし、①「WING」をクリックします。
②のプルダウンの中が先ほど追加したドメインであることを確認し、③の「サイト管理」をクリック。
「追加ドメイン名」になっているか確認し、「サイト設定」
「+Wordpress」をクリック
いきなり「本番移行」が出来るのですが、今回は「テスト移行」をしてから「本番移行」をします。
インストール方法→かんたん移行
テスト移行→利用する
- バージョン:インストールするWordPressのバージョンを選択します。
- 移行元URL:移行元のWordPressのURLを入力します。
- テスト移行先URL:テスト移行先となるURLが表示されます。テスト移行後こちらのURLにて動作確認をします。
- アクセス制限ユーザー名:テスト移行先URLにアクセスする際に必要なユーザー名をお決めいただき入力します。
- アクセス制限パスワード:テスト移行先URLにアクセスする際に必要なパスワードをお決めいただき入力します。
- 移行元ユーザー名:移行元のWordPressでログインするユーザー名を入力します。
- 移行元パスワード:移行元のWordPressでログインするパスワードを入力します。
- データベース名:移行後のWordPressに利用するデータベースの名前を入力します。
- ユーザー名:作成するデータベースを利用できるユーザー名を入力します。
- パスワード:データベースユーザーのパスワードを入力します。
入力が終了したら、「保存」をクリックします。
*ここからの画像はこのブログの移行時の画像です
テスト移行の為の移行が始まり、ステータスのところで進行状況が分かります。
ステータスが100%になったら、サイトURLをクリックして移行できているかどうか確認します。
先ほど設定した「アクセス制限ユーザー名とパスワード」でログインを押すと、サイトが確認できます。
「管理画面URL」もクリックして、移行元のWordpressのIDとパスワードでログインし、管理画面内を確認します。
問題が無ければ、「本番移行」をします。
本番移行へ
先ほどの画面から「本番移行」をクリックします。
移行先サイトURL
・「wwwあり」「wwwなし」を選択します。
・サブディレクトリに設置する場合は入力欄に入力します。(空欄も可)
移行先データベース
・データベース名:移行後のWordPressに利用するデータベースの名前を入力します。
・ユーザー名:作成するデータベースを利用できるユーザー名を入力します。
・パスワード:データベースユーザーのパスワードを入力します。
入力が終了したら「保存」をクリックします。
本番移行したURLをクリックし、ステータスに「稼働中」と表示されていたらOKです。
移行元のネームサーバーの変更
移行元で使用していたドメインのネームサーバーの変更作業をします。
私が使用していたドメインはムームードメインですので、ムームードメインにログインして設定をします。
ムームードメイン コントロールパネルから「ドメイン一覧」→移行したいドメインをクリック
「ネームサーバー設定変更」をクリック
ネームサーバー1~3にConoHa Wingのネームサーバー情報を入力します。
ns-a1.conoha.io
ns-a2.conoha.io
ns-a3.conoha.io
入力が終わったら、下の「ネームサーバ設定変更」をクリック。
これで、ドメインの設定変更が終了しました。
ですが、ドメインは直ぐに反映されません。
「反映には2~3日かかる場合があります」とメッセージが書かれていますが、2時間~くらいかと思います。
アクセスの少ない時間帯に行うと良いと思います。
ConoHa Wing SSL設定
コントロールパネルから「サイト管理」→「サイトセキュリティ」を開きます。
「無料独自SSL」を「ON」に。
「サイト設定」→ドメインをクリック→「かんたんSSL化」の「SSL有効化」をクリックして有効にして終了です。
これで移行作業は終了です。
少し時間が経ってから、サイトや管理画面を確認しましょう。
テスト移行したサイトは、ご自分のタイミングで削除するなりしておきましょう。
まとめ
これで移行作業が終了しました。
調べるのに時間はかかりましたが、作業自体は実際にたいした時間はかかりませんでした。
ムームードメインはDNS設定を変更しただけなので、ドメイン更新料の支払いはムームードメインのままです。